本の評価 『後宮小説』

タイトル: 後宮小説
作  者: 酒見 賢一
出  版: 新潮社
短い感想: 「優」
きっかけ: 「賞」「アニメ」
内  容: 「大河ドラマ」「中国」


大人 −○○○○|○○−−− 子ども
男性 −−○○○|○○○−− 女性
私事 −○○○○|○−−−− 公事
空想 ○○○○○|○○−−− 現実
美的 −○○○○|○○−−− 醜的
善的 −−○○○|○○−−− 悪的

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 小学校だったでしょうか。第一回フ
ァンタジーノベル大賞作品,アニメ「
雲のように 風のように」の原作とし
てファンタジー作品として購入しまし
た。ところが硬い感じの文章で中国の
まじめな話だと思って読んで,教科書
や資料集などを見て「こんな国あった
かな」と必死に調べて悩んだ覚えがあ
ります。その後,大賞選評を読んで国
の設定から何から思いっきりふざけて
いることに気づいた時の衝撃は,私の
人生でもっとも「見事にだまされたあ
ー!!」と思った本です。幸せな経験
でした。
 内容も楽しいキャラクターがいっぱ
いです。銀河・江葉のコンビは,私に
とってヤン・ラインハルトより印象深
いキャラクターです。

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