映像の日記 『借りぐらしのアリエッティ』

 ここ5ヶ月つらいものがあった。ここを折り返しにしたい。取り戻したい。久々の更新。続けられるかな。


タイトル: 借りぐらしのアリエッティ
監  督: 米林宏昌
短い感想: 「良」
内  容: [小人][淡い感情]

スタジオジブリの作品。宮崎駿は企画・脚本のみ。
米林監督。良いのではないでしょうか。うまいなあ。と別にアニメの知識もないけど思ってしまう。人の描き方も繊細で,決して宮崎駿では書けないキャラクターを生み出している。
きれいな作品で,良質ですが,お金にはならないだろうな。今時の作品になるなと思えるものといったらいいのだろうか。
宮崎駿作品にあるギラギラ感も毒気は全くない。
良くも悪くもすっと入ってすっと抜けていくということ。いいのだろうか。ゲド戦記宮崎吾朗の拙さの方が心に残る。拙いという人間が残るんだよね。映画館から出て行く人の顔は「まあ,いい作品でよかった。」ってところではないだろうか。いいのかなそれで。
声優もきっちりしており,非常にキャラを非常に盛り立てている。見事である。音楽もいいしね。最初の監督作品として,うまく行きすぎているのではないかな。
いいんだけど。次回作に期待かな。
スタジオジブリどうなるのかな。楽しみで,不安。
若手のオリジナル作品はいつになるのかな。

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