本の日記 『天地明察』

タイトル: 天地明察
作  者: 冲方丁
出  版: 角川書店
短い感想: 「優」
きっかけ: 「賞」「時代小説」


さて,なんともすっきりした味の時代小説である。
論理的・数的なようで,感情的なようで,艶やかさはないものの,水墨画のような
単純見えて,複雑かつ繊細な技術を織り込んでいるように感じる。
いろいろな要素を盛り込みながら調和を崩さない。すごいと思う。
どの年齢にとっても薦められる本である。


大人 ○○○○○|○○○○− 子ども
男性 −○○○○|○○○−− 女性
私事 −−○○○|○○○○− 公事
空想 −○○○○|○○○−− 現実
美的 −○○○○|○−−−− 醜的
善的 −−○○○|○○−−− 悪的