本の評価 『橋をかける』

タイトル: 橋をかける
作  者: 美智子
出  版: 文春文庫
短い感想: 「優」
きっかけ: [新聞]


大人 −○○○○|○○○○− 子ども
男性 −○○○○|○○○○− 女性
私事 −−−○○|○○○○○ 公事
空想 −−−−○|○○○○− 現実
美的 −○○○○|○○−−− 醜的
善的 −○○○○|○−−−− 悪的

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 読売新聞「本のソムリエ」記事の中
で,歴史学者加藤陽子氏が逆境を強
く生きた人の本として挙げていました。
 国際児童図書評議会での皇后のスピ
ーチ「子供時代の読書の思い出」です。
本を通じて世界中の子どもと,その子
どもと関わる大人に訴えているのです
が,その言葉はすべての本好きに響い
てくると思います。
 物語で何を学んでいると言えるのか
を,これほど明解にわかりやすい言葉
で書いてあることに「すごさ」を感じ
ます。
 私にはオバマ大統領のスピーチより,
ずっと美しく,そして元気になれると
感じています。

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