監 督:高畑勲
短い感想:「優」
NHKのみんなの歌で中島潔(日本画家)の絵が少しだけ動くことがある。それだけで、きれいだなと思う。
昔から日本画、水彩画でのアニメーションは無理なんだろうなと思っていた。まして時代はキャラ中心・CG全盛の時代だし・・・。
あきらめていたものをジブリは2時間以上の作品として動かした・・・。
途中でCGのギトギト感もなく・・・動くというのすばらしさを・・・感嘆としかいいようがない。
絵だと思います。ストーリは解っている。合間に入れていった解釈が驚きでもない。忠実にしていたと思う。
音楽も最低限で抑えていたと思う。なのに2時間なんてあっという間。
制作スタッフすべてにおいて大変だっただろうなと思います。手書きのすばらしさと同時にCGアニメ技術のすばらしさ。アニメの見方をもっと自由にした作品です。映画館で見れてよかった。
ただ、評価は高いが人気でないかもしれない・・・先の先を感じないといけないから・・・採算とれてほしい作品。
大人 ○○○○○|○○○○○ 子ども
男性 ○○○○○|○○○○○ 女性
私事 −−○○○|○○○−− 公事
空想 ○○○○○|○○○○− 現実
美的 ○○○○○|○○○○− 醜的
善的 ○○○○○|○○○○− 悪的