タイトル： カムイ外伝
監 督： 崔 洋一
主 演： 松山ケンイチ
短い感想： 「可」
内 容： [忍者］
なぜかＢ級。結局Ｂ級。なぜだろう。部分的には悪くない。
血の飛ぶリアルなアクションがメインだが，後ろからあくびの音が聞こえ，私もその音につられてあくびがでた。
たぶんＣＧとワイヤーアクションに見る側が飽きているだと思う。人物の動きにＣＧとワイヤーを使うなら比較されるマトリックスやスパイダーマン以上に新しい画面を作らねば何に驚きとすごさを感じればよいのかわからない。
小雪を筆頭に本当に良い俳優人だった。シナリオも単体ではよい。セットも良い。
ＣＧで何でもできるから，何でもやってしまって締りがなくなっている（えらそうなこと言ってますね。でも海と鮫のＣＧはむちゃくちゃ不自然かつ尺が長いから目立つ。）感じです。あとワイヤー多すぎ（折角のスピードのある殺陣の邪魔）。マットリックス的構図（今更何で？しかも何回も繰り返す理由は何？）もいらない。その分尺を短くしてテンポを上げたほうがシナリオが活きたのでは。
それにしてもＣＧはアクションの敵だな。「どうせＣＧ」と思えて，どうにもつまらない。逆にＣＧキャラを作るために人の動きを取り入れるアップルシードのような３Ｄライブアニメーションの方が迫力がある時代が続くかもなあ。
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