映画の日記 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』

タイトル: SPACE BATTLESHIP ヤマト
監  督: 山崎 貴
短い感想: 「可」
内  容: [実写版宇宙戦艦ヤマト][木村拓也


 行って来ました。実写版ヤマト。見た帰りにいろいろ考えたが,やはり「良くない」。
 よくまあ,まとめた。そこはすごいと思うけど・・・。
 女優さんの件やら始まりスタッフは大変だったのはわかるけどね。
 見てて「こんなもんでいいでしょ。あんたらには」って感じてしまって・・・。。
 理由1 木村拓也が古代としてではなく,木村拓也だった点。つまり木村拓也は俳優としては期待はしておらず,お金のとれるキャラとして成立させた。そういう演出だった。
 理由2 マクロスをストーリーおよび空中戦演出およびキャラデザインであきらかにつかっていながら批判を受けないような半端な使い方。およびスターウォーズの雰囲気をわざとだして,影響を受けたのはマクロスではなくスターウォーズですって言い訳を感じる。どうせなら堂々とマクロスやればよかったのに。
 理由3 CGシーンが多すぎたのか,ごたごたしたからなのか,俳優陣があきらかに気が乗っておらず中途半端。全員がそうなので,これは俳優の問題ではないでしょう。
 私が期待しすぎていたのかな。木村拓也が古代という固い役をどう演じるのか(まじめな役をまじめに木村拓也は演じれるはず)。ながーいヤマトのストーリをどうやって時間内にまとめるのか。日本VFXの新しい挑戦的な演出があるのではないかと。「きっと,いびつな作品になってるぞ!!でも,勢いみたいなものが伝わってきてすごいだろうな。」とワクワクした気持ちだったんですよね。それが逆になるとは・・・。残念。
 予告編だったけど「あしたのジョー」の実写版が今度あるらしい。きっと私は見に行くのです。
漫画にもアニメにも負けてよい。ただ,映画として人の思いが表現されたものでありますように。



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