タイトル: 海月姫(くらげひめ)
作 者: 東村アキコ
出 版: 講談社
短い感想: 「良」
きっかけ: 教えてもらいました。
面白い漫画として教えてもらった作品。文字通り「おもしろい」のである。笑えるのである。キャラクターの性格だけでなく姿も個性的であり,わかりやすい。
なかなか人目でわかるキャラの描きわけができている作品は男性作家でも今は結構少ない。(勢いおたくネタで笑ってしまう作品で「山田太郎ものがたり」があるが,これはぱっと見て,誰が誰だかわからないことが多い。)描きわけができていると,テンポよくスピード感も加わり面白さに拍車がかかるのでうれしい。
内容は,籠っていた個性的なおたく達がどこかへ流されていく,それがどこになるのかわからないというもの(かな)。蔵之介というキャラクターが画的にも設定的にも非常に良い。
内容的に分岐点にきていると思えるので,踏ん張れ東村アキコ。
ちなみに,TVアニメ化されているようで,調べると監督と音楽がアニメ「夏目友人帳」と同じ・・・叙情的表現うまいんだよね。基本見れない地区どうするかな。
大人 −−□□□|□□□−− 子ども
男性 −−−□□|□□□□− 女性
私事 −−□□□|□−−−− 公事
空想 −□□□□|□□−−− 現実
美的 −□□□□|□□−−− 醜的
善的 −−−□□|□□−−− 悪的