映画の評価 『ゲド戦記』

タイトル: ゲド戦記
監  督: 宮崎吾朗
きっかけ: 「ジブリ」「ゲド戦記
短い感想: 「可」
内  容: [成長物語]


大人 −−−□□|□□□−− 子ども
男性 −−−□□|□□−−− 女性
私事 −−−□□|□□−−− 公事
空想 −□□□□|□□−−− 現実
美的 −−□□□|□−−−− 醜的
善的 −−□□□|□−−−− 悪的

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 公開されるまでは話題になり、公開
されてしばらくすると話題にもならな
かった作品でした。
 この作品の品質は非常に高いです。
 映像、内容ともにそれなりのレベル
なのに、なぜ伝わってこないのでしょ
うか。
 顔以外の素肌の露出がなかったこと
に原因があると感じます。
 絵を無意識に人間の生々しさや、裏
の感情を含ませる為に素肌の露出表現
は大切だと感じています(特に醜さ
や悪というものを表現するためには)。
 私はエロティシズム=生命力と考え
ます。特にアニメは、基本的に絵なの
で特に気をつけるべきと思っています。
 例えば、(当然 駿氏を上げますが)
未来少年コナンが靴下を履いていたら、
野性味がどれほど落ちるでしょうか。
 となりのトトロのサツキとメイが長
袖長ズボンをはいていたら、無邪気さ
がどれほどなくなるでしょうか。
 宮崎吾朗監督は、才能ある監督だと
思います。また作ってほしいと思いま
す。 

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