本の評価 『誰を切り、誰を残すのか!』

タイトル: 経営者に問う 誰を切り、誰を残すのか!
作  者: 藤井 哲也
出  版: 春日出版
短い感想: 「不可」
きっかけ: 「本屋」


大人 −−○○○|−−−−− 子ども
男性 −−−○○|○○−−− 女性
私事 −○○○○|○○○−− 公事
空想 −−○○○|○○○−− 現実
美的 −−−−○|○○○○− 醜的
善的 −−−−○|○○−−− 悪的

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 タイトルで買いました。誰かが書く
だろうというタイトルでした。いよい
よ来たかって感じですね。
 このタイトルは売れるでしょうね。
気になりますものね。
 なぜか、「国家の品格」が品格のな
い文章で語られていた哀しさを思い出
しました。
 この本は、すごく全うなことをいっ
ているのです。ただ、そのことを証明
するデータ(根拠)がない。
 結局、自分の経験に同意を求めるパ
ターン(「オレは正しいと叫ぶ むな
しさ。(正しかったら、なぜ叫ぶ)」)
となってます。
 でも、「国家の品格」といっしょで
納得した気にさせるから、力を持つで
しょうけど。まともな経営者はきっと
素通りする(根拠はない)。
結局多くのホームレスを作者の意図
(なのかな・・・)と反対に生み出す
人のいい武器として存在する本になる
でしょう。
 作者が嫌いと叫ぶ組合に対して「組
合に問う 誰を切り、誰を残すのか!
」というものを、書いてほしいな。論
理性をもたないと書けないから。
でも、この人は、そういうのは,もう
書けないでしょうね。

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